負荷テストツールApache JMeter

この間お仕事で久しぶりに負荷試験をやる機会がありApache JMeterを使用しました。今回はApache JMeterを紹介したいと思います。

以前は灰色の画面で古いJavaのUIって感じでしたが、最近は黒のUIになって見た目がおしゃれになっていました。

 

まずスレッドグループを追加し設定します。どれくらい負荷をかけるかです。

今回は5000ユーザーが10秒の間にアクセスし1回ループする想定です。

 

次にHTTP Requestを追加します。対象のURLを設定します。http/https、GET/POST、ポート番号なども設定できます。もちろん複数URLを設定することもできます。

今回はうちのサーバーのMuninのindex.htmlに対してGETします。

最後に取得したい情報をリスナーから選択します。今回はサマリーレポートとリザルトツリーとグラフを設定します。

そして上のほうの矢印をクリックします。

しばらく待つと下記のような結果が取得できます。

サマリーレポートではスループット、平均応答時間、エラー率などが確認できます。

リザルトツリーのほうはそれぞれのリクエストの結果がどうであったかが確認することができます。

GUIで動作確認ができたら、アプリケーションを終了してCUIから実行してください。これはGUIでメモリを使用してしまい十分な試験ができないためです。

CUIでの実行は下記のような感じになります。

>jmeter.bat -n -t [テストファイル] -l [結果ファイル] -e -o [レポートフォルダ]

今回実施してみるとレポートフォルダにHTMLで結果を確認できるようになっていました。報告するのにエクセルにまとめたりしなくてすむので楽ですね。

 

以上、Apache JMeterの紹介でした。

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